新しいMoto G Stylus 5G(2023)は、Moto G Stylusのアップグレード版で、Snapdragon 6 Gen 1プロセッサ、4GBまたは6GBのRAM、及び128GBまたは256GBの拡張可能なストレージを備えています。前世代よりもストレージ容量の増加やパフォーマンスの高速化等、改良が施されています。その名前が示すように、5Gにも対応しているので、平均的なネットワーク速度が向上するはずです。

このスマートフォンのSIMフリーモデルは、6GBのRAMと256GBのストレージを備えて399ドルという価格で販売されますが、キャリアモデルには4GBまたは6GBのRAMと128GBのストレージが搭載されます。microSDスロットも用意されているため、非常にコストパフォーマンス良くストレージを増やすことが出来ますが、これはハイエンドのスマートフォンではめったに実現出来ません。

Motorola G Stylus 5G 2023

 

2022年モデル(6.8インチ)よりも小さい、6.6インチのディスプレイも特徴の1つです。ただし、1080pの解像度は十分に鮮明であり、120Hzのリフレッシュレートとより小さくなったベゼルは高く評価されるため、この変更は前向きなものであると考えられます。

このカメラシステムには、昨年のものよりも高性能な50MPのメインセンサーが搭載されていますが、Motorolaは光学式手ぶれ補正(OIS)を廃止しました。UbergizmoのCAMERA HWベンチマークで、その実力を測定するのを楽しみにしています。オートフォーカスのおかげでマクロカメラとしても使える8MPウルトラワイドカメラもあり、この価格帯では賢明な選択です。

16MPセルフィーカメラは2022年モデル(8MP)からの注目すべきアップグレードであり、背面カメラよりもセルフィーカメラを使用することに慣れているビデオブロガーやTikTokerを満足させるでしょう。

スタイラス機能は、スマートフォンで手書きのメモを取ったり、落書きをしたりするのが好きな人達を喜ばせるでしょうし、この価格帯で対応しているデバイスは希少性も高くなっています。もちろん、スタイラスペンの操作性は、Samsung Galaxy S23 Ultraのような高価なスマートフォンほど洗練されていません。それでも、特に競合がほとんど存在しないため、この価格で文句を言うのは難しいでしょう。

最後に、5,000mAhというバッテリー容量も優れています。このスマートフォンは電力をあまり消費しないプロセッサを採用しているため、丸1日は余裕でバッテリーが持ちますが、おそらくそれ以上持つはずです。

この新しいMotorola G Stylus 5G(2023)は、AT&Tを含む米国の大手キャリアで販売されます。海外旅行等で様々な通信事業者のSIMカードを使用したい場合は、SIMフリー版をMotorolaから直接購入することも出来ます。

全体として、この新型デバイスは昨年のモデルよりも優れた内容となっており、その価格帯で明確な差別化が図られています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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