メカニカルキーボード(以前にレビューしたLogitech G Pro XやKeychron K3等)は、ゲーマーやキーボード好きにとって優れた製品です。近年、派手な有機ELを搭載した興味深いモデルがいくつかリリースされており、中にはベル等のボタンが追加されたものもあります。ただ、「PolyKybd」は間違いなくこのカテゴリに属する製品であり、独自のひねりが加えられています。それぞれのキーは、有機ELディスプレイに置き換えられており、レイアウトのカスタマイズやマクロに対応しています。

分割キーボードは、指で簡単に移動出来るようにキーがグリッドシステムに配置されたオルソリニアレイアウトを特徴としています。Raspberry Pi RP2040プロセッサは、フレックスケーブルを介して接続されている有機ELキーを制御するために、分割キーボードの各半分にそれぞれ搭載されています。QMKのような一般的なソフトウェアを使用してカスタマイズ可能で、有機ELキーは様々な西洋文字で動作し、より多くの言語への対応が進められています。

出典: Hackaday / thpoll

PolyKybdは、Gateron Proを含む最も人気のあるメカニカルスイッチの内、少なくとも20種類と既に互換性があり、将来的にはハードウェアキットとして購入出来るようになる可能性がありますが、価格は200ドルを超えるので大規模な販売はされないでしょう。テンキーレスバージョンとマクロパッドの組み合わせは、将来的にフルサイズのキーボードよりも手頃な価格のモデルとなるかもしれません。

出典: Hackaday / thpoll

OLED搭載キーは、キーボードの改造コミュニティで過去にも見られましたが、PolyKybdはそのコンセプトを一般的な市場にももたらします。カスタマイズ可能なOLEDディスプレイは、新しいレベルの柔軟性と利便性を提供し、レイアウトの変更やマクロの設定をその場で簡単に行うことが出来ます。将来的なアップグレードと応用の可能性を秘めたPolyKybdは、真にユニークでカスタマイズ可能なメカニカルキーボードを求める人々にとって、ゲームチェンジャーになる可能性があります。

この大胆で興味深いプロジェクトは、商業的な成功を収めることが出来るでしょうか?それを確かめるには、もう少し時間がかかるかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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