Appleのデバイスは安価ではありませんが、Counterpointが最近発表した情報によると、2022年に発売されたスマートフォンTOP10の8位にAppleは入りました。

これは、これまで以上に多くの人がiPhoneを手に入れたいと思っていることを示しており、同社は今後登場するであろう第4世代のiPhone SEでより低い価格帯のシェア獲得を目指すでしょう。

長い間噂されていたこのデバイスは、現在非常に人気のあるスマートフォンの好例であるGoogle Pixel 6aやSamsung Galaxy A53等に対抗する、強力な競合となる可能性があります。

iPhone 14のDNAは引き継ぐが、背面カメラは1つのみiPhone SE 4お手頃価格な新型iPhoneのリリースがいつになるかについては、既に有名なアナリスト Ming-Chi Kuo氏によって裏付けられているThe Elecの最近の噂で、2024年春になる可能性があると伝えられています。

最新の噂によると、驚くべきことに、次期iPhone SEは9年前から変わらない時代遅れのデザインを廃止し、iPhone 14シリーズと似たモダンなデザインを採用する、と言われています。多くのテック系サイトでは、2018年に発売され人気を博したiPhone XRと同じ外観になる可能性が伝えられていたので、これが本当なら非常に嬉しいサプライズです。

それとは別に、次期iPhone SEには以下の特徴が期待出来ます。

  • 60Hzの6.1インチOLEDパネル
  • A16 Bionic
  • 4~6GB RAM
  • 128GBのストレージ(Appleが価格をさらに抑えたいと考えている場合は64GBの可能性)
  • USB-C ポート(ただしUSB 2.0)
  • iPhone 14から継承されたカメラシステム (Face ID + 12MPセルフィーカメラと背面の12MPシングルセンサー)

 

値上げが予想される


iPhone SE4が成功するための、もう1つの非常に重要な要因が価格であることは明らかです。2022年に登場したiPhone SE(第3世代)は62,800円と、iPhone 14のほぼ半額で発売されましたが、世界中で顕著な値上げが行われているため、次期モデルが現在と同じ価格を維持することは不可能だと思われます。米国では約405〜500ドル、ヨーロッパ等の市場では約700ユーロになると予想されます。

最も需要のあるミッドレンジのAndrodiスマートフォンは通常450ドル〜650ドル程度の価格に設定されているため、GoogleやSamsungの次期モデルがよほどのコストパフォーマンスを実現しない限り、次期iPhone SEの多少の値上げがAndroidからの乗り換えに興味のある顧客の妨げになることは無いでしょう。

 

高コスパスマートフォンで次に頂点に立つのは?SamsungとAppleが、価格重視の顧客を狙う方法は大きく異なります。Samsungは、大型バッテリー、より高いリフレッシュレートのディスプレイ、複数カメラを提供し、価格以上の価値を提案しています。それに対してAppleは、最先端のチップセットは搭載するものの、旧モデルから使い回された本体デザインを採用しています。

そして、最近の販売数を考慮すると、Appleの戦略が功を奏しているようです。OSの好みは別として、最上位のSoC、OLEDパネル、Face IDセンサーを採用せずに価格を抑えたiPhoneの方が、リフレッシュレート90Hzや120HzのAndroidスマートフォンよりも注目を集めることになるでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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