IFA 2022で、その参加者は、リフレッシュレートがほとんどのOLEDディスプレイの2倍となる240Hzにも達する、LGの新しい45インチウルトラワイド曲面OLEDディスプレイのゲームモニターを間近で見ることが出来ます。上位の競合他社でも144Hzまたは175Hz止まりとなっており、LGはその点で大きくリードしています。
これは「UltraGear 45GR95QE」という名称のモニターで、ご存知無い方もいるかもしれませんが、UltraGearはLGのゲーミング製品のシリーズで、主な製品はモニターですがゲーミングスピーカー等もラインナップされています。
昔は、モニターメーカーはリフレッシュレートを高くするために色精度を犠牲にしていたかもしれませんが、そのような時代は終わりました。この新型モニターはDCI-P3の色域を98.5%カバーしており、プロのクリエイティブ作業も容易にこなすことができます。
それによってマルチメディアにも理想的なモニターとなっており、これらの仕様を基に考えると、映画の視聴も素晴らしいものになることは間違いありません。解像度は1440p(3440×1440)ですが、ゲーム用途では十分な数値です。ゲーマーは、高解像度とリフレッシュレートの間で最適なトレードオフを選択しますが、その観点で言うと1440pは適切な選択です。
曲面パネルの半径は800Rで、HDMI 2.1が2基、DisplayPort 1.4が1基、USB 3.0が3基と標準的な接続ポートを備えており、ピクチャー・イン・ピクチャー等の最新モニターに搭載されている機能にも対応しています。これは当然でしょう。
このモニターが実際にどのような使用感なのか気になりますが、それはまたの機会としましょう。
LG Displayの有機ELテレビ及びモニター事業は好調で、OLEDの優れている点を人々が認識するにつれて、全てのカテゴリでその勢いを増し続けています。それと同時に、このテクノロジーは大衆にとってよりお手頃な価格となりました。
曲面OLEDモニターが自分にあっているかどうかわからない場合は、曲面からフラットに折り曲げ可能なOLED TVであるLG Flexシリーズもチェックしてみてはいかがでしょうか?
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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