ベンダブル(折り曲げ可能)やフォルダブル(折りたたみ可能な)なディスプレイが新たなトレンドとなっており、今回のIFAでは、ボタンを押すだけで曲げることが出来るOLEDディスプレイ「LG Flex(モデル名はLX3)」が注目を集めています。LG Displayとのコラボレーションによって誕生し、先日発表されたCorsairの新型45インチ ゲーミングモニター「Xeneon Flex」に続いて、LGは同様のテクノロジーを備えたテレビを披露しました。

「世界初の折り曲げ可能な42インチOLEDテレビ」と謳われたLX3は、ユーザー中心のカスタマイズを再発明するテレビ及びゲーミングモニターとして位置付けられています。パネルは、フラットな状態からかなり湾曲した状態(900R)まで変形可能で、ユーザーは20段階の曲率から最適な角度を選択して自分にあった視聴体験にカスタマイズすることが出来ます。

人間工学に基づいた快適性を確保するために、LG OLED Flexは前面方向に最大10度、背面方向に最大5度までそれぞれ傾けることが出来ます。高さ調節可能なスタンドは、140mmの範囲で上下することが出来るので、浅く座る人にも、深くもたれかかる人にも対応出来ます。

ユーザーは、いくつか用意されているプリセットから簡単に曲率を調整することが可能で、リモコンのボタンを使うことで20段階を5%刻みで手動調整することも出来ます。

マルチビューモードは、異なる2つの外部入力で同時にコンテンツを視聴したい人向けの機能で、どちらの音声を聴くかを選択することが出来ます。Dolby Atmos対応の40Wステレオスピーカーがフロントに内蔵されており、最高の音質を提供することを目指しています。

LG OLED Flexは、画質面では4K 120HzのDolby Visionと、可変リフレッシュレートや自動低遅延モードといった最新のHDMI 2.1の機能に対応しています。このテレビはG-SYNCと互換性があり、AMD FreeSync Premiumの認定を受けており、チラつきやカクつきのない視聴体験を保証します。

LG OLED Flexは、IFA 2022会場内のLG展示ブース(Hall 18)で展示される予定で、実物を見るのが待ち切れません。展示会で披露される製品の写真もアップするので、お楽しみに!

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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