Lenovoの「ThinkBook 16p Gen 3」は、同じ名前のラップトップ「Gen 2」の後継機ですが、全体的なコンセプトは受け継ぎつつ、その内部はより新しいパーツで構成されています。簡単に言うと、豪華なアップデートになっています。

ThinkBook 16p Gen 3には、誰もが気に入る新しいCPUとGPUのオプションが用意されており、クリエイティブユーザーやグラフィックスを専門に扱うユーザーをターゲットにしています。結局のところ、グラフィックスを扱う為に設計されたラップトップにとって一番大事なのはCPUとGPUです。

CPUの最上位オプションは、非常に高性能なモバイルCPUであるRyzen 9 6900HXです。ユーザーは最大で、32GBのLPDDR5 RAM、2TBのSSDストレージ(M.2スロットx2)を選択可能で、GPUの最上位オプションはGeForce RTX 3060(6GB)となっています。

約2kgの本体に対して非常に高性能な処理能力を備えており、性能/重量の比率を計測するのが楽しみです。

16インチの2.5Kディスプレイは、信頼性の高い色精度を必要とするクリエイティブユーザーにとって重要なもう1つのポイントです。LenovoはX-Rite Pantone認証を受けており、環境光センサーを使用してディスプレイ設定をリアルタイムで微調整し、あらゆる環境に自動的に適応します。

ディスプレイオプションの中には、輝度が500ニト(HDR400及びDolbt Vision対応)、
リフレッシュレートが165Hzというものがあります。よりお手頃なものだと、400ニトでリフレッシュレート60Hzというオプションもありますが、どちらのオプションでもsRGBの色域を100%カバーしています。

プロ向けのコンピューターということで、Lenovoはウェブカメラにプライバシー保護の為の物理シャッターを装備し、Kensington NanoSaverケーブルロックにも対応しています。この盗難防止オプションは、カフェで仕事をする今の時代に役立ちます。

ポートについて言うと、4基のUSBポートがあり、USB-Cが1基、USB4が1基、USB3.2 Gen 2が2基という構成になっています。多くのカメラマンにとって必要不可欠なSDカードリーダーも、幸いなことに搭載しています。

71Whのバッテリー容量は良いのですが、これほどの処理性能だと、重いアプリケーションを使用する際には電源を接続する必要があります。とは言え、映画の視聴といった日常的な用途では、バッテリー駆動でも問題無く使用することが出来ます。

この軽量ワークステーションの価格は2,379ドルからとなっていますが、構成毎の詳しい価格はLenovoの公式発表を待つ必要があるので、今後の追加情報に注目して下さい。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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