AppleのM1 Macシリーズは多くの指標から見ても恐ろしいほど高性能なコンピューターですが、ゲーム機能はそれほどとは言えません。これまでのところ、WindowsのゲーミングPCは、Macユーザーが悔しがるほど優れたゲームプラットフォームでした。

NVIDIAのGeForce Now 2.0.40がApple Silicon搭載Macに対応することで、データセンター内でPCゲームを実行して、高フレームレートの操作をMacにストリーミングすることが可能になるので、ヘビーユーザーにとってライフラインとなるかもしれません。

特に、新しいオプションではGeForce RTX 3080相当のGPUにアクセス出来るため、魅力的です。M1を搭載したどのコンピューターよりもゲーム性能は強力ですが、クラウドゲーミングには非常に良好なインターネット接続が必要になります。有り難いことに、通信環境を確認したいという人は、テストしてみることが出来ます。

仮想GPUの性能以上に、それはプラットフォームの問題でもあります。ゲーム開発者は、macOSとMetal APIにあまり時間をかけません。代わりに、PlayStationとXboxのコードの互換性を支援するため、歴史的にWindowsとOpenGL、Vulkan、DirectXを好んで使用してきました。

これまでの経験では、良好なインターネット環境があればGeForce Nowは非常によく動作し、ゲーミングPCを持っているような気分になります。完全な代替品ではありませんが、それに非常に近いものと言えます。

さらに、定期的にゲームをプレイしない場合には特に、月額9.99ドルの利用料はゲーミングPCを購入するよりもはるかに安価です。どれだけ多くのMacユーザーが食いつくかどうかは興味深いところですが、素晴らしい選択肢となりそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら