GoogleがFitbit買収を発表した時、Fitbitデバイスが将来的にGoogleのスマートウォッチプラットフォーム「Wear OS」を搭載することになると多くの人が予想しました。Googleは、より多くのFitbitユーザーにWear OSというプラットフォームを使い始めて欲しいと考えているのでしょうか?

9to5GoogleがAPKの内部を調べてみたところ、どうやらそうとも言えないようです。同メディアは、Versa、Sense、Luxeの次期モデルと思われる3つの新型デバイスをAPK内で発見しています。しかし、APKを基にすると、いずれにもWear OSに関する説明はなく、代わりに”bridge”というソフトウェアに関する記述が見つかったようです。

このbridgeというものは、基本的にスマートフォンをBluetooth経由で接続するもののようです。これに対して、Weare OSデバイスは独自の通信方法を備えているAndroidに接続しているので、Wear OSを搭載したFitbitデバイスにとってbridgeは不要なはずです。これは、少なくともこれら3つの次期モデルに関しては、Wear OSが搭載されないということを示唆しているように感じられます。

前述の通り、Wear OSを採用しなければGoogleにとってチャンスを無駄にすることになるので、将来のFitbitデバイスがWear OSを搭載する可能性はあります。もしかするとGoogleは、既にFitibitを使い慣れて、別のOSを使うことを余儀なくされることを好まないユーザーと敵対したくないと考えているのかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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