AppleがApple Watchに組み込んだ機能の1つが、転倒検知です。これは、着用者が転んだり、倒れたことを時計が検出すると、着用者に返事を求めるという機能です。もし、その人物がその通知に反応出来ない場合、彼らに代わって助けを求めることが出来るように設定することが可能です。
今回、ジョージア州モローに住む老人が屋外で倒れ、Apple Watchが助けを呼んだという事例が発生しました。極寒の中、もし見つからなければ最悪の結果になっていたかもしれない男性の命を、Apple Watchが救ったのです。
モロー市消防署の副署長を務めるジェフ・モス氏は、次のように述べています。「Apple Watchが通話を開始してから、発信元の位置情報は、最も近い住所を報告していた内蔵GPSでしか特定出来ませんでした。モロー消防署の隊員達がモロー警察の部隊と到着しましたが、報告された住所と男性が倒れている地点が異なることがすぐにわかり、周囲の捜索を開始しました。」
Apple Watchが助けを呼んでから12分後に、近くの生け垣で倒れている男性が発見されました。彼は半ば意識不明で、触れると非常に冷たくなっていました。最終的に近くの病院に運ばれ、治療を受けて帰宅したとのことです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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