AppleがMacBook Proに行った変更の中で物議を醸しているものの1つが、ノッチデザインです。そのおかげで、同社はディスプレイを本体端まで引き伸ばすことが出来ましたが、それと同時に、ディスプレイの一部に食い込むノッチが好きなユーザーは多くはいません。ただ、これはラップトップのウェブカメラを配置するために必要なものでした。

その後、Same Brainというポッドキャストのインタビューの中で、Appleはノッチデザインを擁護しています。Macシリーズの責任者の1人であり、MacBook Pro発表のプレゼンテーションにも参加していたShruti Haldea氏は、ノッチはユーザーにより多くのスペースを提供するのに役立つ”スマート”な方法だと言いました。

Haldea氏は次のように語っています。「実際に我々が行ったのは、ディスプレイを高くするということです。16インチのノートパソコンのように、16:10比率のウィンドウの対角線上に16インチのエリアがあり、そこからディスプレイの背を高くしてその上部にメニューバーを配置しました。メニューバーを上部に移動させて、邪魔にならないようにしたとも言えます。コンテンツを閲覧するスペースを広げるための実にスマートな方法であり、フルスクリーンモードの状態ではノッチとの境界がシームレスな16:10のウィンドウとして、素晴らしい見た目になっています。」

その決定に同意するかどうかに関わらず、しばらくの間ノッチは引き続き採用されそうです。実際、最近のでは、2022年に登場予定のMacBook Airにも同様のデザインが採用される可能性があると言われています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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