セットトップボックスに関して言えば、Apple TVは小型で邪魔にならず、必要に応じて簡単に隠すことが出来ます。ただ、Apple TVのデザイン面ではまだ改善する余地がありそうです。デザイナーのIván Antón氏も、独自のApple TVのコンセプトを作り出そうとしているようです。

彼の作ったコンセプトの中で、Antón氏はコンセントに直接挿すことが出来るプラグを内蔵したApple TVを描いています。つまり、Apple TVを壁の電源に直接差し込むことが出来るので、デバイスに接続するHDMIケーブルの他に、ユーザーが追加の電源ケーブルを用意する必要が無くなります。これによって、現行のものよりもスッキリした構成になります。

ただし、ここでのセールスポイントは、AntónがApple TV本体にMagSafe充電器を組み込んでいることです。MagSafeをApple TVの本体に内蔵させることで、ユーザーはSiriRemoteをワイヤレスで充電することが出来るようになります。また、使用していない時にリモコンを置いておくのにピッタリな場所なので、リモコンがどこかに無くなる心配も無さそうです。

今回のコンセプトイメージは、未だにSiri Remoteを有線で充電する必要のある現行デザインよりも非常に洗練されたソリューションになっています。とはいえ、これはあくまでコンセプトなので、そのまま製品化されることは期待しない方が良さそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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