世界中でより多くの人々がCOVID-19のワクチン接種を受けるにあたって、住んでいる地域に応じて、様々な形でワクチン接種証明が発行されるようになります。物理的なカードとして発行される場合もあれば、アプリ内のデジタル証明書という形で提供される場合もあります。しかし、全てを保管する場所を探している場合には、Samsung Payが選択肢のひとつになる可能性があります。

Samsungは、Samsung Payがインストールされているスマートフォンをお持ちのアメリカ国内のユーザーは、近い内にCOVID-19のワクチン接種証明をアプリ内に保存できるようになると発表しました。つまり、紛失や偽造の可能性のある物理カードを持ち歩いたり、別のアプリを起動したりする代わりに、Samsung Payを開いて表示するだけでよくなります。

Samsungは次のように説明しています。「米国内のSamsung Payユーザーは、お持ちのSamsung GalaxyスマートフォンからGoogle Play Storeを開いて”CommonHealth”アプリをダウンロードすることで、COVID-19のワクチン接種記録を追加し、デジタルで表示することが可能になります。ユーザーの健康情報が安全な認証方法によって確認されると、ユーザーはCommonHealthアプリ内でワクチン接種記録をダウンロードすることが出来るので、それをSamsung Payに登録することで簡単にアクセスして使うことが可能になります。」

そうは言っても、こういった取り組みを行っているのはSamsungだけではありません。Apple WalletやGoogle Payといった他のアプリを使用して、同じ様にワクチン接種証明書を保存する方法も見てきましたが、これはSamsung Payの使用を好む人にとっての選択肢となります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら