ロボット犬は、初めての製品とも言える「aibo」をSonyが世界に発表して以来、非常に長い道のりを歩んできましたが、その可愛らしいロボット犬の役割は同社のテクノロジーを実演することだけのように感じられました。しかし、Boston Dynamicsの「Spot」ような”犬型”ロボットが増え、その進化が進んできています。

独自の犬型ロボット「CyberDog」を発表したXiaomiも、ロボット工学の分野に参入したいと考えているようです。CyberDogは、aiboよりもSpotに近いものになっています。それは4足歩行のロボットで、周囲のものを感知して走行したり、物体を避けるのを支援するIntelのRealSense技術のようなハードウェア機能を備えています。

内蔵カメラは、姿勢や人の顔を識別したり、グループ内の個人を選択することが出来ます。これは非常に素晴らしいロボットですが、ターミネーターのような雰囲気を放っており、少し不気味です。また、最大3kgの積載量に対応しているので、特定のものを輸送するのに利用することも可能です。

Xiaomiは、1000台のCyberDogを製作し、エンジニアやロボット愛好家、Xiaomiファン向けに販売する予定です。驚くべきことに、それは9,999元(約17万円)と異常なほど高価ではありません。もちろん安くはありませんが、最近のスマートフォンのフラッグシップモデルと同じくらいの価格で購入出来る犬型ロボットは、紛れもなくお手頃と言えるでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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