Netflixは、テレビ番組や映画の動画配信で知られています。しかし、同社は動画を超えて拡大したいと考え、ビデオゲームへの参入を検討しているようです。これはThe Informationからの報告によるもので、Netflixがゲーム業界のベテラン幹部らに対してビデオゲームへの事業拡大を支援するよう働きかけている、と彼らの情報筋が話しているとのことです。

このレポートに対して、NetflixはPolygonで声明を出しています。彼らはそのレポートが確かだとは認めていませんが、彼らが「インタラクティブエンターテインメント」と呼ぶもので更に多くのことを行う可能性があることに興奮していることを認めています。

「我々の会員は、弊社のコンテンツの多様性と品質を高く評価しています。そのため、シリーズ番組からドキュメンタリーや映画、現地語由来の番組、リアリティショーまで、提供内容を継続的に拡大してきました。会員の皆様は、BandersnatchやYou vs. Wild等のインタラクティブな番組や、Stranger ThingsやLa Casa de Papel、To All the Boys等の番組を基にしたゲームを通じて、好みのストーリーに直接触れることを楽しんでいます。よって、インタラクティブエンターテインメントでより多くの施策を行えることに興奮しています。」

ある意味、Netflixが拡大しようとしているのは当然のことです。ストリーミングサービスの台頭は、特にNetflixが自社の配信サービスを持っている企業からも相当な量のコンテンツをライセンス供与していることから、その分野の競争を間違いなく活発にさせています。つまり、それがすぐに起こるとは考えがたいですが、もし業績が悪化した場合に、同社が他に頼れる別の事業を抱えておくというのは悪い考えではないということです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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