今年の初めに、Motorolaが独自のワイヤレス充電技術を披露しているように見える動画が登場しました。ワイヤレス充電は新しいものではありませんが、これを特にワクワクするものにしているのは、ワイヤレス充電マット上に設置する必要無しにデバイスを充電出来る“真の”ワイヤレス充電になっていることです。
それ以降、同社からは何の情報も出ていませんでしたが、同社のスマートフォンに導入したいと考えているOTA(On-The-Air)ワイヤレス充電の開発に役立てるために、GuRu Wirelessと提携することを先日Motorolaは発表しました。聞いたことがない人もいるかもしれませんが、OTAワイヤレス充電のコンセプトは少し前から登場していましたが、製品化されたデバイスにそれが実際に使われることはありませんでした。
MotorolaとGuRu Wirelessが成功するとしたら、それは大きな発明となるかもしれません。ただ、競合他社と比較すると、ここ最近Motorola製スマートフォンはそれほど人気がありません。他のスマートフォンメーカーに技術を販売またはライセンス供与するだけの方が良いのではないか、あるいはこの技術と合わせることで売上を伸ばすことが出来るのではないかという疑問が浮かんできます。どちらにしても、それがわかるのは当分先になるでしょう。
OTAワイヤレス充電技術を利用するデバイスがいつ頃登場するかについては発表されていませんが、XiaomiやOppo等の他社も同様の技術に取り組んでいることがわかっています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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