折りたたみスマートフォンが実際に購入できるようになって以来、私達が選択できるブランドはほとんどがサムスンだけですが、ファーウェイやMotorolaといった企業も参入しようとしていました。そんななか、この市場に新しいプレーヤーがいるようです――それは、Xiaomiです。

同社は、「Xiaomi Mi Mix Fold」という独自の折りたたみスマートフォンを正式に発表しました。デザインの面では、Mi Mix Foldは、閉じたときには本のように、開いたときにはタブレットのような形に変形する「伝統的」 な折りたたみスマートフォンのデザインを踏襲しています。

ディスプレイを開くと、解像度2480×1860の8.01インチ4:3 OLEDディスプレイが出現します。Xiaomiによると、このディスプレイは20万回の折りたたみにも耐えることができ、数年はもつでしょう。外側にも6.52インチのディスプレイがあり、リフレッシュレートは90Hzです。

Xiaomiは、3Dパノラマサウンドを提供するというHarman Kardonによるチューニングが施されたスピーカーを内蔵しています。ハイエンドデバイスらしく、SoCはQualcommの 「Snapdragon 888」 チップセットを採用し、RAMは12~16GB、オンボードストレージは最大512GBです。また、5020mAhのバッテリーと、望遠レンズ・超広角レンズ・および1億800万画素のSamsung HMXメインセンサと、リキッドレンズ技術を使用したメインカメラのトリプルカメラ構成を備えています。

同端末は4月16日に出荷され、価格は9999元 (約1521ドル=約16.8万円) を予定していますが、現時点では中国のみで販売されるようです。この価格は、横開きの折りたたみスマホである、サムスンの「Galaxy Z Fold 2」(国内ではau版が税込約26万円)や、ファーウェイの「Mate X2」(17999元=約30万円)よりも安価です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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