拡張現実用ヘッドセットの問題は、着用者の視力が良く眼鏡をかける必要が無いことを前提としていることです。世界には度の入った眼鏡をかけている人が沢山いるので、このことはデバイスの導入を妨げるでしょうが、どうやらAppleはこの問題を解決したいと考えているようです。
最近Apple World Todayによって発見された特許によると、同社は眼鏡としても使用出来るARグラスの特許を申請したようです。その特許には、レンズの取り外しが可能なヘッドセットと説明されており、近視又は遠視用のレンズが必要な人は理論的にそれを追加出来るということです。
眼鏡としての機能を持つヘッドマウントディスプレイを製作する企業はAppleが初めてでは無いということは指摘しておく必要があります。GoogleがまだGoogle Glassesに取り組んでいた時、度入りレンズに対応するバージョンも用意されていました。もちろん、Googleの努力は最終的に実りませんでしたので、Appleが同じ分野で成功する可能性があるかはまだ分かりません。
AppleのARグラスはかなり前から噂されていますが、噂によって発売時期は2021年か2022年と異なるので、もう少し待つ必要がありそうです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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