昨年、Amazonはゲームストリーミングビジネスに参入しようと画策していると報告があり、それは本当だったようです。NVIDIAのGeForce NowやMicrosoftのxCloud、GoogleのStadiaといった他社のプラットフォームに追随し、同社は先日、ゲームストリーミングプラットフォーム立ち上げの試みとなる「Luna」を発表しました。

ただし、それは他のサービスとは異なります。個々のタイトルをプレイする為に支払いが必要なStadiaと違って、登録料を定額で支払うことでゲームライブラリー全体にアクセス出来るxCloudと同様のコンセプトにLunaは沿っています。しかし、Amazonはパートナー企業向けに個別の“チャンネル”を立ち上げる予定で、xCloudとも違うものになるでしょう。

パートナー企業となるゲーム販売会社の一つがUbisoftで、ユーザーは特定のUbisoftのタイトルにアクセスするためにそのチャンネルに登録することを選択することが出来ます。もしくは、独自のゲームを展開するLuna+チャンネルに登録することも出来ます。今のところ、それぞれのチャンネルには独自の制限や条件があるようで、例えばLuna+チャンネルでは一度に最大2台のデバイスをサポートする一方で、Ubisoftチャンネルは一度に1台のデバイスしかサポートしません。

Luna+は月額5,99ドルで、Amazonはそれが試用価格だと述べています。Ubisoftチャンネルの登録にかかる費用については明言されていません。Lunaは現在アーリーアクセスとなっているので全員に公開されているわけでは無く、今のところはアメリカでのみ利用可能となっています。アーリーアクセス版に興味のある方は、Lunaのウェブサイトから招待のリクエストを送信することが出来ますが、全員が招待を受けられる保証はありません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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