FacebookやInstagramのようなソーシャルメディアプラットフォームは、友達と話題にした製品を広告に出すというかなり不愉快で不気味な方法をとっていますが、これらの企業が実際にカメラやマイクを通じてユーザーをスパイしているという陰謀説が浮上しています。

現在、Instagramに対する訴訟が起こされています。訴訟を起こしたBrittany Conditi氏は、同社がユーザーのカメラを使用してスパイ活動を行っており、”それ以外の方法では入手出来ないであろう、ユーザーに関する有益で価値のあるデータ”を収集していると主張しています。

これは、アプリが起動していない時でもInstagramがiPhoneのカメラに常にアクセスしていたという過去の報告にも沿っています。Instagramを所有しているFacebookは当時その報告を否定し、代わりに”誤った通知”を引き起こすバグを問題にして非難しました。

今回の原告の申し立てでは”家庭内でのプライバシーを含む、ユーザーに関する非常にプライベートで個人的な情報を収集する”ことで、FacebookとInstagramの両社が“価値のあるインサイトと市場調査”といった情報を収集することが可能になっていると指摘されています。Facebookは当訴訟に対するコメントを拒否しましたが、ユーザーのプライバシーに関して同社が良い実績が無いことを考えると、これは間違いなく彼らにとって問題になりそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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