もし新しいラップトップの購入を検討しているなら、少し待った方が良いかもしれません。なぜなら、先日Intelがラップトップ向けに設計された最新の第11世代プロセッサ「Tiger Lake」を発表したからです。同社によれば、今秋に発売されるラップトップからそれが搭載される見込みなので、前述のように、数ヶ月は様子を見るのをお勧めします。

Intelの新しいTiger Lakeプロセッサはプロセスルールに10nmを採用していますが、それにもかかわらず、現行の第10世代プロセッサと比べてパフォーマンスに顕著な向上が見られると説明しています。まずは、オフィスの生産性タスクで20%、ストリーミングゲームのプレイで2倍、コンテンツ作成においては2.7倍も、それぞれ高速化されているとのことです。また、第10世代が4.0GHzだったのに対して、新世代ではクロック速度が最大で4.8GHzとなっています。

これらの新しいプロセッサがゲームに使用出来るかどうかについてですが、Tiger Lakeには、96のCUと最大1.35GHzのクロック速度を誇るIntelの新しい統合GPU「Iris Xeグラフィックス」も搭載されます。このプロセッサはThunderbolt 4やWiFi 6にも対応し、バッテリー性能も改善されているので、出先でラップトップを使用するユーザーにとって朗報です。

先に述べたように、Intelはこれらの新CPUが今秋発売されるラップトップに搭載されることを予定しており、Acer、Asus、Dell、Dynabook、HP、Lenovo、LG、MSI、Razer、Samsung等の企業をリストアップしているので、それぞれのアップグレードから目を離さないで下さい。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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