私達のスマートフォンには全てプライバシー管理機能が付いていますが、それがソフトウェアベースであることを考えると、スイッチを切り替えた際にそれが実際に実行されているかどれほど確信が持てるでしょうか?この種の問題について偏執的な人にとって、Pine64によって製作されたPinePhoneは興味をそそるかもしれません。

何故なら、PinePhoneにはスマートフォンの特定の機能を物理的に無効にする、物理キルスイッチが搭載されているからです。これにより、デバイスのモデム、WiFi、Bluetooth、マイク、カメラ、ヘッドフォンの接続をそれぞれオフにすることが出来ます。これらのキルスイッチは文字通り、特定のコンポーネントへの接続を強制的に切断するので、例えばカメラのスイッチをオフにすれば、それが無効になっていると確実にわかります。

ただし、これがAndroidスマートフォンで無いことは指摘しておかなければなりません。そのOSはLinuxベースなので、スマートフォンに求められる特定の機能が足りない可能性もあります。しかし、プライバシーの必要性が無視できない程高い場合は、チェックする価値があるでしょう。

また、スマートフォンに記録を残したくないような機密情報を扱う場合のセカンドスマートフォンとして使用することも可能です。少し極端に見えるかもしれませんが、同社は2015年からこういったデバイスを販売しているので、その需要が存在するのは明らかです。PinePhoneについてさらに詳細な情報を知りたい方は、ウェブサイトからご覧下さい。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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