スマートフォンメーカーのトップ3といえば、これまでSamsungが先頭を行き、次にAppleが、そして3番目にHuaweiがそれぞれ続いてきました。しかし、最近ではHuaweiがAppleを凌いで2位に着きましたが、どうやら今回HuaweiはSamsungを超えることに成功して1位に輝いたようです。

Canalysのデータによると、2020年の第2四半期において、Huaweiは他のどのスマートフォンメーカーよりも多くのスマートフォンを世界中に出荷することを達成しました。この調査会社は、Huaweiがなんと5580万台ものデバイスを出荷したと推定しており、これは実際には昨年よりも5%減少していますが、Samsungを打破するには十分でした。

一方のSamsungは5370万台の出荷数を達成しており、これは昨年の同四半期から明らかに30%もの落ち込みです。興味深いのは、米国政府がHuaweiに課した貿易禁止により事実上は米国の市場から締め出されているにも関わらず、同社が順調に進んでいるように見えることです。

もちろん、米国のような巨大なマーケットへ進出出来ないことは問題ですが、先に述べたように、それらの制限があってもHuaweiは上手くビジネスを続けているようです。Huaweiの急激な成長は、中国の経済回復が同社のスマートフォン販売を助けたことから、コロナウイルス大流行とそこから中国が回復したことが原因だとも考えられています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら