私達のスマートフォンやタブレットの多くが、ディスプレイ部分を損傷から保護する為に、ガラスカバーに頼っています。これはつまり、これらのガラスカバーは日々の厳しい使用状況や時折の落下に耐える為に相当頑丈である必要があり、Corningはこれまでで最も頑丈なGorilla Glassを作り出したと考えています。

Corningはこの「Gorilla Glass Victus」と呼ばれる、史上最も強靭なGorilla Glassを誇っています。Corningによると、Victusは硬くて粗い表面に2メートルもの高さから落とした場合でも、その衝撃に耐えることが出来ると話しています。競合他社製のガラスでは80センチの高さからの落下で破損する傾向にあるが、Victusはその2倍以上の高さからの落下にも耐えうると同社は述べています。

より強靭で落下耐性があるのに加えて、Victusは引っかき傷への耐性も上がっており、前作に比べて2倍の耐性を持ち、アルミノケイ酸塩ガラスを製造している競合他社に比べて4倍も優れているとCorningは説明しています。同社はまた、Samsungが”近い将来”にGorilla Glass Victusを採用する最初の企業になることも明かしています。

これは、次期Samsung Galaxy Note 20シリーズがそのガラスカバーを利用している可能性を示しており、落下テストにデバイスがどれ程耐えることが出来るか見てみたいところです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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