フルサイズのミラーレスカメラに関して言えば、ソニーが市場をほぼ独占していることは否定できません。しかしここ数年、ソニーの王座に挑む他のカメラメーカーの努力もあり、キヤノンはソニーに対抗できるカメラをマーケットに投入する算段がついたようです。

同社は、20.1メガピクセルのフルサイズCMOSセンサーと画像処理エンジン「DIGIC X」 を搭載したフルサイズミラーレスカメラ 「Canon EOS R6」 を発表しました。これはキヤノンのフラッグシップ機であるEOS-1D X Mark IIIに搭載されているセンサーをベースにしており、ボディが小型化したのにもかかわらず同様の性能が期待できます。

EOS R6には比較的大きなグリップがあるため持ちやすく、ほかの機能としてはISO 100-102400の感度を必要に応じて204800まで拡張できるほか、最大59.94fpsの4Kビデオ録画、最大119.88fpsの1080pフルHD、内蔵WiFiとBluetooth接続、デュアルUHS-II SDカードスロットをサポートしています。また、防塵防滴機構、バリアングルタイプの3インチLCDタッチスクリーン、368万ドットの0.5インチOLED EVFもあります。

もしEOS R6に興味をお持ちなら、発売は8月末を予定しており、本体のみの価格は2499ドル(日本では公式ストアで335500円)からと発表されています。また、本体とRF24-105 F4-7.1 IS STMレンズキットが2899ドル(同379500円)、本体とRF 24-105mm F4 L IS USMレンズキットが3599ドルとなっています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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