Appleが同社製コンピューターにおいて、Intel製プロセッサから独自のARM製シリコンへの移行を発表してから、互換性に関して当然いくつかの疑問が出ています。これは主にソフトウェアに関するものでしたが、ハードウェアについてはどうでしょうか?Thunderboltの心配をしていた人もいると思いますが、どうやらAppleは将来のデバイスでもその規格を採用し続けるようです。
Appleの広報担当者は、The Vergeに対する声明で次のように述べています。「10年以上前に、AppleはIntelと提携してThunderboltを設計及び開発しました。そして現在、それによって全てのMacにもたらされたスピードや柔軟性を、我々の顧客は享受しています。私達は引き続きThunderboltの未来に取り組み、Apple Silicon搭載のMacでもそれをサポートします。」
一部の人がこれを心配していた理由は、これまでIntelベースではないApple製品でThunderboltに対応した例が無かったからです。iPad ProでさえThunderbolt 3ではなくUSB-Cを使用しており、ARMベースのDeveloper Transition Kitも同様にThunderbolt 3ではなく、USB-Cポート搭載となっています。
ただし、この声明に基づけば、ARMベースのMacでも引き続きThunderboltがサポートされるようになるので、大容量ファイルの転送や機器の接続の為にこの規格に頼っていた人にとっては朗報です。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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