スマートフォン市場が成熟するにつれ、パフォーマンスの向上という点では、以前のような飛躍的なものではなくなっています。これはつまり、携帯電話メーカーはそのデバイスを改善する為の他の方法を見つける必要があることを意味しています。そして、次期iPhone 12で、Appleはそのカメラに焦点を当てているようです。

アナリストのMing-Chi Kuo氏は新しいリサーチノートを発表しており、これをMacRumorsも確認しています。彼はその中で、AppleはiPhone 12で“ハイエンド”なレンズを導入するだろう、と主張しています。Kuo氏は“ハイエンド”が何を意味するのかについて詳しく触れていませんが、特別驚くことではありません。

AppleはiPhoneのリリース毎に新しいカメラの改良を加えているので、誰にとってもそれは衝撃とはならないでしょう。一部の推測では、iPhoneのカメラで撮影した写真や動画全般の品質を改善出来るであろう、より大きなセンサーが搭載される可能性があります。また、Appleは上位モデルで3眼カメラを継続する一方で、下位モデルには引き続き2眼カメラを搭載することが噂されています。

iPhone 12は今年後半に発表されると予想されていますが、正確にいつになるかはわかりません。一部では全てのモデルが予定通り9月に間に合うと言われていますが、最近の報道から10月もしくは11月にまで遅れる可能性も考えられます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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