考えてみると、トイレの便座はスマートフォンより綺麗ということでしょうか? 私たちがトイレでしている事を思うとそう考えるのが合理的ですが、ありとあらゆるものに触れる私たちの手で使うスマートフォンが、より汚いものだと実際の研究で判明しています。

コロナウイルスが大流行する現在、個人の衛生状態はかつてないほど重要になっており、Samsungはその手助けをしようとしているようです。同社は、紫外線でデバイスを除菌する機能を内蔵した新しいワイヤレス充電器を発表しました。Samsungによると、UVライトを利用することで、わずか10分で99%もの細菌を殺すことが出来るとのことです。

もちろん、スマートフォンの充電には間違い無く10分以上かかりますが、ワイヤレス充電器と減菌器を兼ねているため、スマートフォンをポンっと置くだけで殺菌と充電を同時に行うことが可能です。そのサイズを考えると、スマートフォンだけで無く、Galaxy BudsやGalaxy Watchといった他のワイヤレスデバイスも充電出来ます。つまり、他のガジェットも同時に除菌出来るということです。

紫外線減菌器が組み込まれたワイヤレス充電器というコンセプトは新しいものではなく、過去に他社から提供されたものを見てきましたが、これをチェックする価値が無いという意味ではありません。現在、このデバイスはタイでのみ約51ドルで販売されています。他の市場に進出するかはわかりませんが、今後に注目です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら