サムスンはiPhoneに使われる有機ELディスプレイを大量に供給していますが、Appleはサムスンへの依存を減らすため、Apple関連製品の液晶ディスプレイを供給していたBOEといった他のサプライヤーとの協業を進めています。

しかし、BOEはOLEDの製造へ軸足を移す中で、なかなか良いスタートを切れたとはいえなさそうです。韓国のDDailyの報道によると、Appleの品質テストを合格できず、同社のOLEDのファーストロットは“失敗”だったとしています。

これが、iPhone 12の発売にどのように影響するのかは今のところ不明です。これまでの情報ではiPhone 12の発表は10月か11月まで遅れるとも言われていますが、なぜそうなるのか理由は分かっていません。

去年の8月からAppleとBOEはOLEDパネルの製造で協業していたという報道もあり、iPhone 12のローンチに影響を与える可能性はゼロではなさそうです。しかし、2社は本件について現在のところ認める声明は出していません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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