昨年、MicrosoftはデュアルスクリーンのMicrosoft Windows10Xデバイス「Surface Neo」を発表しました。2020年中に手に入れたいと思っていた人は、実現しないと知ってがっかりするかもしれません。これは、米ZDNetのMary Jo Foley氏が報じたもので、MicrosoftがSurface Neoを2021年に延期した可能性があるとしています。

Microsoft内部の情報筋の話として報じられているところによると、Microsoftで最高製品責任者(CPO)を務めるPanos Panay氏は、同社のチームに対し、Surface Neoを2020年中に提供しないことを伝えたようです。なぜ製品が遅れたのかは不明ですが、多くの産業を停止させている新型コロナウイルスの状況を考えると、それが理由(の一つ)だったとしても驚くことはありません。

Microsoftの新しい優先事項は、まずWindows10Xをシングルスクリーンのデバイスに載せてから、Surface Neoのようなデュアルスクリーンのデバイスで使えるようにすることにしたようです。Microsoftは、2019年にデュアルスクリーンのデバイスをいくつか発表しており、その一つがSurface Neoです。もう一つがデュアルスクリーンのAndroidスマートフォンSurface Duoです。

サムスンやファーウェイなどの企業が、折りたたみ式ディスプレイの開発を進めていることを考えると、興味深い見方です。Surface Duoも同じように遅れるのかどうかは不明ですが、しばらく様子を見る必要があるでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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