Zoomのビデオ会議アプリが有名になったことで 、アプリがユーザーの同意なしにFacebookへユーザーデータを送信していることが明らかになりました。Motherboardのレポートによると、同社はこのコードを削除したとのことです。

同社は、「Zoomはユーザーのプライバシーをとても真剣に捉えています。われわれは当初、ユーザーが簡単にわれわれのプラットフォームにログインできる便利な手段として“Facebookでログイン”機能をFacebook SDKを用いて実装していました。しかし、このFacebook SDKが必要のないデバイスデータを収集していることにわれわれは最近気づきました」としています。

同社はこの見逃しについて謝罪し、加えて「われわれはFacebook SDKを削除し、ブラウザを通してFacebookでログインできるように再調整しました」としました。MotherboardはZoomのアップデートバージョンをダウンロードして試したところ、アプリを開いている間にFacebookへのデータの送信は認められなかったといいます。

Zoomはこの数週間で爆発的な人気を得ています。これはCOVID-19のパンデミックで、人々が自宅からの仕事や勉強を強いられているからです。これによってZoomなどのビデオ会議アプリに注目が集まっています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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