Microsoftは折りたたみスマホのブームに完全に乗ったわけではありませんが、それに近い、スマホとタブレットのハイブリッドデザインな端末を2019年に発表しています。「Surface Duo」というその端末はAndroidスマートフォンで、2画面のディスプレイを畳める構造をしています。
Microsoftは、開発者向けに端末のプレビューツールキットをリリースすることで、Duoを普及するようにしたいと考えているようです。つまり、開発者がデベロッパーキットでDuoに対応するアプリをあらかじめ作成しておくことで、Surface Duoがローンチしたときには対応できている状態になるということです。
2画面スマホのコンセプト自体はかなり古くからあるもので、京セラ、NEC、ZTEなどが出していた他、最近では取り外し可能なサブディスプレイを備えたLGの「G8X ThinQ」もあります。このフォームファクターはまだ本格的な意味を持っているわけではありませんが、Microsoftはかなり投資をしているようです。
去年の時点で、同社はDuoを2020年に発売するとしていましたが、発表時点のSoCは2019年のチップセットであるSnapdragon 855で、2020年時点ではやや見劣りしてしまうことが心配です。おそらく、同社はスペックの面でいくつかの変更を行うのではないでしょうか。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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