サムスンは、テレビ、スマホ、ディスプレイ技術、ウェアラブルといった分野でよく知られているメーカーですが、ロボットに関する取り組みもアピールする姿勢を見せています。同社はCES 2020で、「Ballie」という球体ロボットを発表しました。

Ballieは「ライフコンパニオンロボット」というコンセプトの球体ロボットで、屋内利用を想定しています。コンセプトモデルのため、スペックなどの詳細はありませんが、自身が屋内のどこを走っているか認識するためのカメラは備えているようです。

サムスンのエグゼクティブバイスプレジデントでチーフリサーチサイエンティストのSebastian Seung氏は、「AIはパーソナライズされたケアの将来を担うとわれわれは信じています。そして、デバイス上のAIがその中心的存在になると考えています。デバイス上にあるAIはユーザーのプライバシーを守りながら情報をコントロールでき、ユーザーにサービスを提供できます」と話しました。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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