ソニーと言えばプレイステーションやウォークマン、ヘッドフォン、スピーカー、カメラが有名でしょう。しかし、CES2020で、同社がVISION-Sという電気自動車のコンセプトモデルを発表したことは、かなりの驚きでした。

さて、これが「ソニーが自前で車を作り始める兆候」かと言われれば、そうにな思えません。というのも、VISION-Sは、ソニーのさまざまな部門が持つ技術を車に組み込むことで、オートモーティブ分野で持つ強みをアピールするために存在するからです。

例えば、この車には内外には多数のセンサーが張り巡らされており、CMOSセンサーや測距センサーが33個埋め込まれてます。また、車内で使用されるワイドディスプレイや、360度音声技術などの機能も搭載され、ソニーの強みを見事に示しています。

ソニーは、このコンセプトを実現するために業界の複数のパートナーと協力し、ボッシュ、Continental、Genetex、Magna、NVIDIAなどとチームを組んだと言われており、非常に美しく魅力的なコンセプトカーになったことは間違いありません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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