iOSは設計上、ファイルへのアクセスがAndroidほどオープンではなく、少し複雑です。これは、Lightroomなどで外部から画像を取り込むのが簡単ではないということです。

例えば、画像をLightroomへインポートしようとすると、まずカメラロールへ取り込んだ上でアプリへ送ることになりますが、このようにすると画像がストレージ内で重複するので無駄に容量を消費することになります。こうした問題を解決するためにAdobeは、アプリへ画像を直接取り込める「ダイレクトインポート」をLightroom for iPadのアップデートに加えました。

Adobeは「ダイレクトインポートによって、撮影時のRAW画像をそのままの解像度で編集できるようになります。そして編集はデスクトップ版のCamera Rawと同じ機能が使えます。これらのことを、PCなしでできるのです」としています。

なぜAdobeが当初からこの機能を搭載しなかったのか考えると、おそらくはこれがiOSとiPad OS 13.2からできるようになったからだと思われます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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