スマートフォンやタブレットがまだなかったころ、任天堂やソニーは、Nintendo DSやPS Vitaといった携帯ゲーム機で栄えていました。任天堂は 「Switch」や「Switch Lite」 などモバイルゲーム機の開発を続けているが、ソニーは 「PS Vita」 で開発が止まっています。

もし、あなたがPS Vitaの後継機を期待しているのであれば、再考したほうが良いでしょう。なぜなら、Game Informerとのインタビューの中で、Sony Interactive Entertainmentの社長兼CEOであるJim Ryan氏は、PS Vitaのビジネスは続けない予定と認めたからです。

Ryan氏は「PlayStation Vitaはいろいろな面で秀逸で、ゲーム体験もすばらしかったが、われわれが続けることのないビジネスだと明確にわかった」と言ったと伝えられていますが、Ryan氏の発言は驚くにはあたりません。

特に任天堂がモバイルゲームへの取り組みを強化しているのを考えると、ソニーがこの領域を追求することに関心がないのは興味深いところです。いつかソニーが携帯ゲーム機に戻る日が来るかもしれないが、今のところは期待しない方がいいでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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