多様性や選択肢を持つということは基本的に良いことですが、一方で問題も引き起こします。例えば、現在インターネットブラウザは複数の種類がありますが、それぞれ異なる方式で作られており、時に互換性の問題が発生します。

このような背景から、マイクロソフトは同社のEdgeブラウザをGoogleのChromiumベースで作り直すと以前アナウンスしていました。同社はこのほど、ChromiumベースのEdgeブラウザのベータ版を公開しました。

同社がChromium Edgeブラウザのテストを公開するのはこれが初めてというわけではありませんが、以前のは本当に試験的な公開で、今回公開したものは動作が安定しているようです。しかし、あくまでベータ版ですから何らかの不具合はあるものと思われます。

Engadgetのインタビューの中で、Microsoft Windows ExperienceのCVPであるJoe Belfiore氏は「日常ユースのブラウザとして利用できる準備が整いました。ユーザーからの直接のフィードバックを多数聞いた結果、“これは良い、ベータ版として公開するべきだ。これまでの開発バージョンなどと比べて安定している”という評価を受けました」と話しました。同バージョンは、マイクロソフトの公式サイトからダウンロード可能です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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