Raspberry Pi Foundationは今日、小型コンピュータのRaspberry Pi 4を発表しました。Raspberry Pi 4はこれまでの形やインターフェイスを基本的に踏襲していますが、全体的にスペックが向上しています。CPUとGPUはこれまでより高速になり、Ethernet接続も早くなりました。映像出力は4Kにも対応しています。
Raspberry Pi 4 Model BはクアッドコアのARM Cortex-A72プロセッサーで、クロック数は1.5GHz。前モデルのプロセッサーに比べて、3倍以上の速度で動作します。また、4GBのLPDDR4 SDRAMも搭載しています。前モデルと比較した場合、もう1つ挙げられる改善点はmicroSDのカードの理論上最大転送速度が今まで25Mbpsだったのが50Mbpsになったということです。
その他、フルスループットのギガビットイーサネット、Bluetooth 5.0、USB 3.0×2基、USB 2.0×2基を搭載します。4Kのデュアルモニターまで映像出力はカバーしています。そして、過去のRaspberry Piとの互換性もばっちりです。
価格はメモリ1GBが35ドルで、2GBだと45ドル、4GBだと55ドルとなります。各モデルとも、すでに公式サイトで購入可能です。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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