昨年から噂を聞いていたこのスマホですが、HMD GlobalはついにMWC 2019の前に実施したプレスイベントで、後ろに5台のカメラを搭載したNokia 9 PureViewを発表しました。同社は、このデバイスに過去のNokiaデバイスへのオマージュである「PureView」ブランドを与えました。

このマルチカメラシステムについて、サムスンやLGなど他社製品との大きな違いは、すべてのリアカメラの主要スペックが同じであることです。それぞれのカメラユニットには、F1.8のレンズと12メガピクセルセンサーが埋め込まれています。5つのレンズのうち2つだけがカラーで撮影され、他の3つはモノクロで撮影します。

ユーザーがシャッターボタンを押すと、5台のカメラすべてが異なる露出を同時に撮影し、それを1つのショットに統合します。Nokiaによると、シーンの構成によっては、個々のカメラが複数の露出を自動で撮影し、最終的な画像にさらにデータを追加することもできるようです。

この革新的なカメラシステムにもかかわらず、スペックは2019年の主力スマートフォンに期待するものではありません。昨年の主要プロセッサだったSnapdragon 845に、6GBのRAM、128GBの内部ストレージを搭載しています。また、IP67耐水性および3320mAhのバッテリー、2K解像度の5.99インチOLEDのパネルを搭載しています。さらに、前面と背面はゴリラガラスで覆われています。

そのカメラがどれだけうまく機能するかはまだわかりません。端末が届いたら、包括的なUbergizmoカメラスコアを提供する予定です。HMD Globalはこの端末を、3月に米国で699ドルで販売する予定です。  

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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