昨年発売された新型iPad Proには、iPhoneで先行していたFace ID技術が搭載されました。この傾向は今年も続くと思われますが、残念ながら新型iPadまたはiPad miniには適用されないかもしれません。これは、デベロッパーのSteve Troughton-Smith氏が、iOS 12.2ベータ版でのiPadのリファレンスで発見したものです。
ベータ版iOSでのリファレンスには、セルラーとWi-Fiの両モデルを含む多くのiPadがありますが、Face IDについては触れられていなかったといいます。これは、iPadとiPad miniが引き続きセキュリティにTouch IDを使用することを意味します。しかし、両タブレットともにコストが優先のモデルであるため、驚くことではありません。
コストパフォーマンスの高い現行iPadは2018年の初め頃に発売され、前世代のハードウェアが使用されていました。しかし、これは値段の高いiPad Proを学生やアーティストが買うことなくApple Pencilが利用できるデバイスとして重宝されていました。
iPad miniも、小規模なアップデートにとどまり、抜本的に変わることはないと見られています。おそらく、手頃なiPadのもう一つの選択肢として、より小型なモデルに位置づけられるでしょう。Apple Pencilをサポートするかも気になる点です。Appleは年内にも新型タブレットを発表する可能性があり、今後数カ月のうちでの発表を期待したいところです。
In theory, iOS 12.2 references four new iPads in WiFi & Cellular variants (perhaps mini, and 9.7"?), all without Face ID, and a (seventh-gen?) iPod touch with no Touch ID nor Face ID pic.twitter.com/xiJN6kmmTe
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2019年1月25日
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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