最近、OPPOがスマートフォン用の10倍光学ズームシステムを開発しているという噂がありましたが、同社は、確かに10倍ズームレンズを備えたスマートフォン向けカメラシステムの開発を認めました。同社は、数年前にも5倍ズームカメラのプロトタイプを作っており、これと似たものになるでしょう。

Oppoは、開発中の新しいカメラシステムについて一部詳細を明らかにしました。スマートフォンでは、これまで見たことのないものになるでしょうが、Oppoがこのシステムを搭載したスマートフォンを本当に世に出すかは今の所不透明です。

カメラシステムは15.9〜159mm相当になるでしょう、これは、超広角から中望遠までカバーする焦点距離です。Oppoは、これが「ロスレス」なズームを達成できると主張していますが、最近のスマホにはトリプルレンズすら搭載されており、この主張が正しいかは実際の端末が手元に来るまではわかりません。

同社は、レンズのF値など詳細は明かしていませんが、光学式手ぶれ補正を内蔵していることには言及しています。Oppoは2月にバルセロナで開催されるMobile World Congress 2019でこのカメラシステムを披露する予定です。ただし、システムがスマートフォンのような完成品として披露されるかは今の所わかりません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら