サムスンが折りたたみスマホの実機を昨年チラ見せしたのは、記憶に新しいところ。このままいけば市場への投入はサムスンが最速かと思われていましたが、思わぬ伏兵が現れました。

Royoleという企業が、FlexPaiという折りたたみスマホを世界で初めて発売したのです。この端末はCES 2019で展示されており、スマホとしてもタブレットとしても利用できる様子がわかります。

スペックはフラグシップモデルといえるもので、Qualcomm Snapdragon 855をSoCに採用。RAMは6~8GB、ストレージは128~256GBのオプションがあります。カメラモジュールは1600万画素+2000万画素で、折りたたみという構造上1つのモジュールで背面カメラと前面カメラの役割を兼ねています。OSはAndroid 9.0 Pieで、ディスプレイは7.8インチのQHDです。

デザインを見ると、最新のスマホに比べれば「薄い」とはいえないものですが、これは構造上仕方がないものだといえるでしょう。この折りたたみ式が次世代のスマホ/タブレットとしてどれほど受け入れられるのかはまだまだ未知数でありますが、とにかくデベロッパー版として本モデルは1318ドルで販売されており、すでに購入可能です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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