Xiaomiといえば、Huaweiにこそ及ばないものの、好調な中国スマートフォンメーカーの一角として、日本でもSIMフリー端末を投入するのではないか、と囁かれています。実際、日本法人の登記があったようですし。

そしてXiaomiは、新たにMeituとの戦略的パートナーシップを発表しました。同社は、Meituのブランドとテクノロジー、ハードウェアのライセンスを取得するとしており、実質的に次のMeituスマホはXiaomiを作る、ということになりそうです。Meituは、写真の画質を向上させるアルゴリズムやテクノロジーに注力するとのことです。

Meituは日本であまり知られない存在ですが、中華圏においてはセルフィースマホとして有名。ただ、2017年には5機種を発表していたものの、2018年に入って発表したスマホは1機種のみ。今年は1億3700万ドル~1億7300万ドルの純損失となる見込みです。

Xiaomiへのスマホ事業移管により、Meituブランド自体は存続できるものと見られます。パートナーシップでは、スマホ設計と研究、開発、生産、販売、マーケティング、事業運営をXiaomiが担うとされており、これらにリソースを割くことなく、次世代の画像処理アルゴリズムの開発に注力できることはMeituにとってもメリットが大きいはず。

画像の通り、セーラームーンやキティちゃんコラボスマホなど、女性向けの可愛いスマホを牽引してきたMeituだけに、Xiaomiの後ろ盾を得てどう成長できるかが注目されます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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