Appleが9月に発表したばかりのiPhone XS / XS Max / XRの3機種の需要が、期待通りの伸びとは行かなかったようです。3機種は生産を削減する見込みで、特にiPhone XRの需要が最も伸び悩んでいるようです。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたもので、明確に同社の需要予測を下回る結果で推移しているため、iPhone生産の削減に踏み切ったようです。当初から低調ぶりが指摘されていたiPhone XRについては、生産台数を最大で1/3にまで削減。部品サプライヤーに対して2018年8月~2019年2月の期間、7000万台までの生産に留めるよう通達しているようです。

このiPhone XRの生産計画は、Appleが先週改訂したものとみられています。ただ一方でWSJは、Appleのバランスシート上にはあまり影響を及ぼさない可能性が高いと指摘。というのも、販売台数を指標にした販売実績から、一台あたりの収益性を重視するように移行しつつあるためです。これは、iPhoneの販売台数を公表しなくなるAppleの戦略とも合致します。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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