すべての企業は、自社のビジネス領域で世界一になることを望んでいるでしょう。スマートフォン企業にも関係する話であり、現在はサムスンが君臨しています。しかし、ファーウェイがその地位に狙いをつけ始めており、2020年には首位に立ちたいとしています。少なくとも2019年には、その計画を始めるようです。

ファーウェイはすでにAppleを抜き、世界シェアで2番目の位置にいます。そのため、このアイデアは全くの論外とは言えません。それを達成できる有利な点として、同社のPやMateシリーズなどフラッグシップスマートフォンは、カメラ性能などにおいてレビュワーから高い評価を得ています。

ファーウェイCEOのRichard Yu氏へのCNBC独占インタビューによると、「次の年に、我々は1位に限りなく近づくか、もしかするとサムスンに並ぶかもしれません。少なくとも、その次の年の2020年には(1位になれる)チャンスがやってくるでしょう」としています。

とは言ったものの、ファーウェイはサムスンの前ではチャレンジャーに過ぎません。同社は今年の初め、通信キャリアとの提携でアメリカ市場の入り口まで来ていましたが、米議会は、国家的なセキュリティの観点からファーウェイのような中国企業との取引を停止するよう決定を下しました。ベストバイのような小売店も同社のスマートフォンの販売を中止し、最新のMate 20シリーズはアメリカ市場では公式に販売されないことになっています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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