何年もの間、AppleはiPhoneとiPadのディスプレイサイズをそれぞれ3.5インチと9.7インチにキープしてきました。つまり、どちらの端末用のアプリを開発するにしても、開発者は2つの画面サイズで設計すればよかったのです。しかし、Appleはその後ラインナップを拡張し、さまざまな画面サイズと解像度を考慮する必要が出てきました。

Appleの開発者ページ(VentureBeat経由)によれば、同社はすべてのアプリが互換性を持ち、新しいiPad ProとiPhone XS Maxを確実にサポートさせるため、開発者に対し、2019年3月までに対応するよう締め切りを設定しているようです。

Appleのウェブサイトのメッセージによると、「iOS 12.1 SDKを含むXcode 10.1にアップデートし、あなたのアプリケーションをビルドしてください。2019年3月から、App Storeに提出するすべてのiOSアプリは、iOS 12.1 SDK以降で構築され、iPhone XS Maxまたは12.9インチiPad Pro(第3世代)の全画面デザインをサポートする必要があります」としています。

Appleは今年発売された製品に大きな変更を加えました。iPhone XS Maxには新しい6.5インチディスプレイが搭載され、新しいiPad Proには独自の変更が加えられています。これは、11インチモデルが新たに追加され、12.9インチモデルはディスプレイサイズと解像度は変更されないものの、ホームボタンが削除され、アプリとの対話に使用するジェスチャーのスペースを考慮する必要があります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら