「OK,Google」のCMが流れ出してずいぶん時間が経ちました。それなりに利用者がいるのかな?とも思いますし、Google Homeで利用しているユーザーも居ることでしょう。

そして、Googleがそのようなインテリジェントな機能を無料で提供できる理由は、莫大な広告収入のおかげでもあります。多くのユーザーにとって、広告は邪魔な存在ですが。ただ、広告は嫌いでも、それが”機能的”なものであれば、そこまで気になるものでしょうか?

Googleは、スタートアップの「AdLingo」と連携して開発しているもので、上の画像で確認できるように、広告に興味あるユーザーは実際にチャットによって製品の詳細を把握することができます。画像左の広告では、現在よく見かけるただのバナー広告ですが、ほかのWebサイトに遷移することは、Webサイトにとっても、ユーザーにとってもあまり良い体験とは言えません。ですが、このバナーからチャットによって製品の詳細を知ることができれば、それは大きな改善、機能性の高い広告と言えるのではないでしょうか?

AdLingoのVic Fatnani氏は、「(アプリなどで)チャットへのパラダイムシフトが起きている中で、なぜ広告だけが会話を利用しないのだろうか?」と、その疑問からこの広告を開発したようです。ただ、Fatnani氏はまた、Google Adsと統合するまでには、しばらく時間がかかる可能性が高いとも話しています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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