かつて、Nokiaは高級な携帯電話を作るサブブランドとしてVertuを立ち上げました。このブランドはいくつものオーナーを渡り歩き、最近では破産したというニュースもありました。しかし、Vertuは多くのお金を持った客をターゲットとした高級スマートフォンをまた新たに投入するようです。投入するスマートフォンは「Aster P Baroque」と「Aster P Gothic」で、価格はそれぞれ4200ドルと5100ドルから。

Vertuは、10月に中国で行ったイベントでこれらのデバイスを公開しました。チタニウム合金製のボディ、サファイアガラスのスクリーン、本革製のリアパネルでできていることを特徴としています。ただ、このどちらもスペックとしては実質的にミドルレンジのため、スペックについては特筆すべきことはありません。

SoCはSnapdragon 660で、RAMは6GB、ストレージは128GB。背面カメラは1200万画素、前面カメラは2000万画素で、ディスプレイは4.97インチのフルHDです。

仕上げについてはさまざまなオーダーが可能で、マテリアルに応じて価格が上昇します。

背面にある2枚のパネルがこのデザインの大きな特徴になっています。この2枚のパネルは、メルセデスのSLSのドアのようにガルウィングのようなモーションで開きます。ここにはSIMカードを入れることができ、またパネルの裏にはスマホを作った人のシグネチャーも入っています。Vertuのスマートフォンはハンドメイドなのです。

Vertuは、現在中国のみでこれらの機種を取り扱うとしています。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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