ゲーミングスマートフォンというコンセプトは奇妙なものです。こうしたスマートフォンのほとんどは、他のハイエンドスマートフォンと同様の最新機能を備えている傾向にあるからです。しかし、新しく発表されたRazer Phone 2は、ハイエンドスマートフォンなど競合に勝ち抜き、ゲーミングスマホというキャッチコピーを正当化できるディスプレイを搭載しています。

前モデルと同様に、Razer Phone 2にはリフレッシュレート120Hzのディスプレイが搭載されています。これは、スポーツ用途では唯一と言っていいスマートフォンです(なお、ASUS ROG Phoneは90Hzのリフレッシュレートを備えています)。しかし、Razer Phone 2は前モデルと同様のディスプレイサイズと解像度となっています。これは必ずしも悪いことではありませんが、サムスンやアップルのようなスマートフォンメーカーが6インチの限界を超えたスマートフォンを登場させている中、比較しないというのは難しいことです。

その他のハードウェア仕様は、SoCにQualcomm Snapdragon 845、8GB RAM、64GB UFSストレージ、メモリを拡張できるmicroSDカードスロットを内蔵しています。Razerは、スマートフォンのバッテリ寿命を改善し、120Hzのリフレッシュレートでも10時間稼動すると主張しています。これは、90Hzの低いリフレッシュレートで10時間稼働としていた前バージョンよりも優れています。

Razerは、スマートフォンがさまざまな人気タイトルに対応するように最適化されていることも誇っています。端末の背面にはChromaロゴが表示され、ユーザーに通知を知らせることができます。ワイヤレス充電もサポートされており、広角・望遠レンズをそれぞれ搭載した12メガピクセルのデュアルカメラも搭載しています。多くの人は、カメラがRazer Phoneに欠けている点だと感じていたことを考えれば、カメラの刷新でその効果が発揮されることでしょう。

Razer Phone 2の予約注文は10月11日に開始され、Mirror BlackまたはSatin Black仕上げを選択できます。価格は799ドルです。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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