我々が見てきた次世代スマートフォンのほとんどが、バッテリーの持ちを改善してきました。Appleが発表したiPhone XS/XS Maxの場合、iPhone Xよりも30分以上バッテリーの持ちが良くなっていると、強く主張していました。

不運なことに、Tom’s Guide(via Apple Insider)のテストによると、こうしたケースは見当たらなかったようです。テストの結果によると、新しいiPhoneは実際のところ、前モデルであるiPhone Xと比較して、バッテリー持ちが悪いことが判明したと言います。iPhone XS Maxでは、4G LTEによるブラウジングが10時間38分まで可能でした。

iPhone XSでは9時間41分、一方、iPhone Xでは、10時間49分動作したようです。仮に、iPhone XS MaxがiPhone Xより若干短かったとしても、2017年モデルが、30分以上長持ちすると言われていた今年のモデルを打ち負かしたというのは、ばつが悪い話となるでしょう。

また、iPhone XSとXS Maxは、11時間26分動作したSamsung Galaxy Note 9や、12時間9分稼働したGoogle Pixel 2、驚きの14時間13分を記録したHuawei P20 ProなどのAndroidスマートフォンよりも負けていることになります。