現在のデジタルアシスタントをとりまく環境はとても賑やかです。一般的なものをいくつか挙げても、Siri、Google Assistant、Alexa、Cortana、Bixbyがあります。これはスマートデバイスの細分化を招いていますが、もうそんなことはありません。

MicrosoftとAmazonは共同で、AlexaとCortanaの統合を展開し始めました。つまり、Amazon EchoデバイスからMicrosoftのCortanaを呼び出せるということです。Windows 10のPCやHarman Kardon Invokeのスピーカーで、Cortanaを使ってAlexaを呼び出すこともできます。

なぜ、こうした統合を行うのでしょうか? 多くの場合、デジタルアシスタントはすべて基本的なレベルでは同様の機能を持っています。ただし、特定のデジタルアシスタントでしか動かない機能がある場合や、1つのデジタルアシスタントでしか動作しないスマートホームデバイスがある場合もあります ですので、複数のデジタルアシスタントを1台から使うことができるようになると、より柔軟な対応が可能になります。

このコラボレーション自体は新しいものではありません。MicrosoftとAmazonの両者は2017年に計画を発表しましたが、そのパートナーシップが本格的に動き始めるまでに、一年もかかりました。

今のところ、この機能は基本的な機能を備えたパブリックプレビューとして公開されていますが、時間が経つにつれて拡張されることが期待されます。Appleが近い将来この流行に乗るかもしれないと見ていますが、それも悪くないでしょう。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

原文はこちら